一応、こだわってるつもり

33歳、結婚9年目。8歳と6歳を含む4人家族。

半年で10㎏のダイエット

去年、年始早々ダイエット宣言を先にしたのは、夫でした。

言い出したら結構頑張り屋さんな彼は

出勤前、真冬の早朝からランニングを始めました。

 

そんな姿を横目に、自分の見慣れたお腹とあごのラインをみて

おや?ここまでだったか?と自問自答しながらも、

私は【ダイエットする!】という一言を言えずにいました。

 

そうです。

私は、これまで28年間ダイエット宣言をしたことがなかったのです。

 

ちなみに私は生まれてから一度も人から【痩せてるね】と言われたことがありません。

かといって【太ってるね】もないのですが、これは本当に太っている人には言いにくいあれです。

心の声は透けていましたから間違いはありません。

 

ただ、運動神経がよかったので、あまり学生時代は問題視されませんでしたが、

妊娠と出産とを短期間で繰り返し、私のフォルムは人生最大を迎えていました。

 

しかし、こじらせ女子の私は、

【ダイエット】という言葉はイケてる女子のみ使うことを許されているような気がしてならなかったのです。

 

クラスでダイエットを公言しているのは、大抵いち早く流行りのくるぶしソックスとサラサラストレートパーマでテニスをする女の子たちだったし、

 

彼女たちが広げるのは、今2才と1才の子供たちが食べるようなお弁当箱。

これまた2才が使うよな小さなフォーク。

 

どの光景をとっても芋イモな私にはミスマッチで、

恥かしくて恥ずかしくて…

 

とにかく、前置きばかりつらつらしましたが、

要はダイエットをしていると恥ずかしくて誰にも言えなかったのです。

 

しかし、今私の目の前にいるのは、

クラスのおしゃれ女子たちではなく

ママ至上主義の娘2人。

そして4年前、確かに永久の愛を誓ってくれた夫。

 

まずは手始めに、子供たちにこっそりダイエット宣言をしてみました。

 

【ママダイエット中だから!】

 

なんでしょうあの快感は…

この独り言の清々しさたるや、今も忘れられません。

 

何度か繰り返し、夫にはまだ恥ずかしくて今度は妹にラインを飛ばしてみました。

 

【ダイエットしようと思うんだけど、おすすめある?】

 

このあたりからすっかり呪縛から解き放たれて、

半年かかってやっと夫にダイエットを打ち明けました。

 

そして、夏の暑さが苦手な夫に代わって、私が早朝ランニングを始め、

初日で3キロペロリと走ってしまうとすっかり気を良くし、

コンスタントに3か月ランニング。

その後寒くなってきたのでランニングを夫に譲り渡し、

夜中にフラフープを回していたら、今年はあと2週間程ですが8㎏ちょっとの減量に成功。

 

あと2週間で断食してでも10㎏達成させます。

ケジメなんで。

 

身体がスッキリしたことよりも、

自分の気持ちを正直に話せるようになったことが、

何より心のデトックスになりました。

 

いるんですよ、こんな変な女も。